カテゴリ:【見】Art,Movie( 9 )

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時は、さかのぼり・・・夏のある日
娘がお友達と「風立ちぬ」を観に行くと言った。

「ママも一緒に行く?」
「えっ?」 (内心、ちょっとうれしかったりして^^ 娘 中2です。)

その後のやりとりは省略しますが、
娘は一緒に行くこと自体はどうでもよくて、
同じものをみて私と「その映画についての感想を共有したい」という思いがちょっと。

それと もう1つは、
映画代を出してもらえるという目論見

後者の方が大きいのはまちがいなくても
「ママも絶対観に行ってね」と言うぐらいだから
よっぽど この映画について 私の感想を知りたく、
また自分が感じたことを聞いてもらいたかったんだろうなぁ。
シブリ大好きだから・・・。

私も親友ちゃんとその1,2週間後、観に行きました。

まずは、二郎、菜穂子その他登場人物たちの美しい言葉づかいや礼儀正しさに
忘れそうになるような日本の「美徳」を改めて感じました。
「きれいな日本語~♡」 「なんてキレイな立ち居振る舞いなんだろう~」って。

登場人物ということについては「人物」でもなく、言葉も発しないけれど
「帽子」が風に飛ばされる冒頭場面から存在感を際立たせ
最後の最後まで視覚的に何かを訴えるようでした。

「風」と「帽子」
そしたら、やっぱり、同じように多くの方が感じられたのですね。
心にストンと落ちた解釈をみつけてしまいました!!

以下<エキレビ>より転載します。

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二郎と菜穂子が初めて会った列車の中で、お絹が
「お嬢様、帽子が飛びますよ」

二郎が初めて出社したとき、上司の黒川さんが二郎をデスクに案内しながら
「帽子はここ」

これは私の解釈ですが、帽子はその人の「いるべき場所」を示してるんだと思います。

カプローニさんと会ってる夢の中に、二郎は帽子を持っていきません。
持っていってもすぐ飛ばされて、二郎の頭にありません。
二郎がいるべきは現実の世界で、夢の世界(死後の世界と繋がってる)ではないから。

黒川さんが帽子の場所を指定したのは、ここが二郎の席で、これからずっと居る場所だから。
二郎は言われた後すぐ、指定の場所に帽子を掛け、デスクに座って仕事を始めます。…


菜穂子がスリリングに二郎の帽子をキャッチしてくれた時、二郎と菜穂子には繋がりができますが
その後すぐ、怪我をしたお絹のために菜穂子の家へ人を呼びに向かう途中、
二郎の帽子は風で飛ばされてしまいます。一度はキャッチしてくれた帽子だったのに。
せっかく立ったフラグが折れた瞬間です。
これは二人がまだ一緒になる時じゃない、って事だと思います。

…という事は、お絹にまだチャンスがあるのか、
それとも菜穂子がもう一回、改めて帽子をキャッチしてくれるのか。

なんてわくわく見守ってたら、軽井沢で菜穂子と再会した時
二郎が菜穂子の帽子をキャッチして、二郎の頭に乗せました。

つまり二郎の居場所が菜穂子の所なのではなく、菜穂子の居場所が二郎の所だったんです。
ここはシビれどころでした。菜穂子の帽子をキャッチするに至る前に、二人の間を取り持ったのが
紙飛行機なのもいい。

「風立ちぬ」の意味は、もうシンプルに「生きろ」だと私は解釈してます。

「風が立つ。生きようと試みなければならない。」

カプローニさんは常々「風はまだ吹いているか?」と尋ねます。
風が吹くということは、時間が止まってないということ。
つまり生きてる、ということ。

最後の夢の中、菜穂子が待っていてくれても、二郎は帽子を持って行きません。
奥さんが死ぬ事をわかっていて一緒になって、
自分の作った飛行機がたくさん人を殺す事になるのを知ってて作って、
そりゃ死にたくなる事もあるだろうと思います。

でも二郎はまだ死にません。
帽子を持って行きませんでしたから。

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こんな深い解釈をされ、ご覧になった方、すごいな☆
「へぇ~!」と娘と盛り上がってしまいました!

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横浜そごうでやっていた「原画展」は娘と一緒に。
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季節はさかのぼりますが、真夏の夜・・・
友人に誘ってもらい、娘も一緒に二期会のオペラ「ホフマン物語」を鑑賞してきました。

指揮: ミシェル・プラッソン
演出: 粟國 淳


会社員時代は、海外からの来日公演オペラのご招待があったので、
「こうもり」「フィガロの結婚」「魔笛」を鑑賞したことがあるのですが、

それ以来、ずっとご無沙汰していたオペラ鑑賞♪
とってもルンルンで おでかけしてきました。

「ホフマン物語」のことは何の予備知識もなく
幕間にパンフレットをちらちらっと読んでみると・・・


フランスの作曲家ジャック・オッフェンバックの4幕のオペラ
ドイツ・ロマン派の詩人E.T.A.ホフマンの小説から3つの物語を用いて
脚色したもので、オッフェンバックが未完のまま死去してしまったので
数多くの版があるらしいです。


一言でいってしまえば、主人公ホフマンが、歌う人形のオランピア、
瀕死の歌姫アントーニア、ヴェネツィアの娼婦ジュリエッタと
次々に恋に落ちるが何れも破綻するという内容。


以下室田尚子さんの解説を引用しながら
見どころを掲載します。

過去の失われた3つの恋。
それは、芸術の女神ミューズと悪魔との駆け引きに左右されている・・・

ミューズはホフマンの親友ニクラウスの姿になり、
詩人で音楽家であるホフマンを守りながら、
恋に生きるより芸術の道に彼を引き戻そうとしています。

一方悪魔は、リンドルフ、コッペリウス、ダペルトゥット、ミラクル博士へと
姿を変え(すべてひとりの歌手が歌うのもみどころ)、
恋敵となってホフマンの運命を操ります。

つまり、ホフマンの物語は、ただの夢見がちな男性のコイバナではなく、
「愛」と「芸術」との葛藤の中で人が生きることの意味を問いかける物語、
そういえるのではないかと室田さんの言葉は結ばれていました。


隣に座る中2の娘に、わかるかなぁ・・・って
思いましたが、

「面白かった」 「よくわかったよ」 と言っていました。 
(どれだけ感じとってくれたかは、不明ですが。。。)

それを抜きにしても迫力ある歌や衣装や場の華やかな空気感
さすがオペラ!!

その醍醐味を十分味わえた夜でした。
(この日、辰巳拓郎さんとお嬢さんのお姿も♡仲良しなんですね~)

オペラ入門講座(→★★
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映画 「Diana ダイアナ」の試写会に 8日夕方行ってきました♪
(そこで偶然、友人2人にバッタリ会ったりして、エキサイティングな夜。)

1997年8月、ダイアナ元妃が交通事故でなくなる前の2年間の物語。

夫の不倫や王室との確執、マスコミとの攻防で傷つき疲れ果て、離婚したダイアナ妃。
王室を離れ、絶望の中で、人命救助に打ちこむ心臓外科医
ハスナット・カーンとの出会いが、濃厚に描かれていました。
それがひとりの女性として自立していく姿の支えとなっていたように・・・。

さまざまな障害を乗り越え、それでもハスナット医師と
一緒に生きていきたかったんだと感じさせられるようなストーリー、

後の恋人と言われたドディ氏も登場しますが、
彼に対する心の部分の描写場面がなく、

まるで思いは、ハスナット医師に募るかのよう。
少なくとも私の印象は、そうでした。

そんな恋愛話を中心に、
私たちのよく知る生前のダイアナ妃が熱心に取り組んでいた
地雷廃絶運動、人道的活動などの場面も描かれ、

ところどころにパパラッチとの攻防もありながらも
次第にそれをうまく使ってメディアを味方につけていくダイアナ妃。

その他みどころとしては、
やはり、ダイアナ妃の洗練されたファッションコーディネート、
宮殿内のインテリアなどでしょうか。

帰宅したら、すぐにキャンドルに灯りをともして
音楽を流しながら、洋服を着替えてリラックスする姿など印象的。

自分の中に眠っていたダイアナさん像が
大きくいろんな方向に展開した映画となりました。
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ちょっと前のことですが、横浜美術館で開催されていた
プーシキン美術館展へ行ってきました。

ロシアにこんなにたくさんのフランス絵画があったとは・・・!

水谷豊さんによる耳に心地よい音声ガイドにナビゲートされ、
友人とゆっくり鑑賞してきました

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・ミュージアムではジャンパティストサンテールの「ろうそくの前の少女」1700年
 (レンブラントの影響を受けた最初のフランス人画家)

・ルノワールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」 1877年 
 ピンク色の背景と女優ジャンヌ・サマリーの夢見るような表情にうっとり。

その他数点 好きな絵のポストカードを購入♪

ルイジ・ロワールの「夜明けのパリ」は、
この展覧会で1番ハートがときめいた絵だったのですが、
残念ながらポストカードとしては、売られていませんでした。(涙)

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収穫だったのは、林綾野さんの著書「モネ庭とレシピ」という本♡

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ジヴェルニーの食卓再現レシピやモネが育てていたお花のことe.t.c
庭造りと食事を愛したモネワールドがつまってます!

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モネ 庭とレシピ(詳細→★★
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レ・ミゼラブルの舞台は、20代のころ初めて観て以来。
芸術を仕事にしている友人たちと、次週予定している娘に先駆けての鑑賞機会♡

キャストは、
バルジャン: キム・ジュンヒョン(ライオンキングのムファサ役のときも観に行ってました。)
ジャベール: 川口竜也
エポニーヌ: 笹本玲奈
ファンテーヌ: 里 アンナ
コゼット: 岩井 久美子
マリウス: 山崎 育三郎
テナルディエ: 駒田 一
マダムテナルディエ: 森 久美子
アンジョラス: 野島 直人

ガブローシュ役は清史郎くんではなかったのですが、
声量抜群でなかなかの存在感。
(娘が鑑賞した日は、せいしろうくんだったそう)

舞台もこの20年ですいぶん先進的に変わったようで、
とても新鮮に感じ、感動も大きかった!

ただ、今年になって映画館でレ・ミゼラブルを観た後・・・。
その映画が想像以上に素晴らしかったので
自分の中ではワンクッションある感じ。
(映画がリアリティに富んでいて、声が近いからそう思うのかな。)

そうはいっても、生オケの魅力は言わずもがな。

エポニーヌ、切ない・・・
だからこそ ぐっと ひきつけられる。 

観賞後の帰り道すがら、友人たちと感想をシェア
夜のおでかけさせてくれた家族にありがとう♡ 初夏の夜
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生徒さんが習っていらっしゃるカービングの作品展@代官山に行ってきました。
(石けん教室に通い始めてくださったころ、ご自分で作った石けんで
カービングをすることが夢とおっしゃっていたことを思い出します^^)

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思わず歓声をあげてしまった精巧なフルーツカービング!
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そして・・・ 緻密なソープカービングです♡♡
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スタジオサイアム(→★★

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ハンドメイドソープベーシックコース木曜日クラスで
ご都合のついた方々とご一緒させていただきました♪ 
楽しい時間をありがとうございました。
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GW中、石鹸クラスの生徒さまが所属されていらっしゃる
花柳流の舞踊を鑑賞してきました。
(パンフレット掲載の写真を撮影。)

花柳流の踊りの特徴は、
「他の流派に比べて細かい間のリズムが重視され、
舞よりも踊りを重視している」
と解説されているそうです。

・・・・
長唄と三味線に妖艶な「鷺娘」
目が釘付けでした!

そう、こんな有名な演目ですが、じっくり観賞するのは初めて。

「鷺娘」 20kgのお衣裳を着られたそうです。
(白無垢の姿から華やかな振袖の町娘への変身、
その後何度お召し物が変わったか・・・)

はじめのしっとりした冬景色での踊りの妖艶なこと。
鷺の精が白無垢の振袖に黒の帯で傘をさし、
鳥の所作などがありました。

そして、衣裳が引き抜かれ華やかな赤の着物の娘姿
(傘を使って踊り、恋の口説を見せたりする場面)

再び衣裳が引き抜かれ ハッ と
目を奪われる黄色い着物

やがては鳥の本性が現れ・・・白無垢姿の凄艶なセメ
そして、最後の方で息絶えるような踊り 
(この最後の表現は、バレエの【瀕死の白鳥】の影響を受けているのだとか。

あと1回ぐらい衣裳が変わったでしょうか。
盛大な拍手の渦の中、興奮しました。

見ごたえたっぷりの素晴らしい舞台。
ありがとうございました。
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ずいぶん前になりますが、
4/12~4/30 みなとみらい横浜ホームコレクションでのライフスタイル展
行ってきました♪

スウェーデンハウスは、あこがれのハウスメーカー。
実は、何度も見に行っています。 
(家を建てた後に、すごく家というものに興味を持ったの。。遅いけど。)

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そして、そのスウェーデンハウスに
お姉さん的存在の yukiさん の作品展示♪ (木の実とスパイスのアレンジメント教室を主宰)

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テーマは「春」 
おうちと作品がこんなにも融合して、一段と素敵な空間!!
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ひこばえとは、古木の切り株や根元から生えてくる若芽。
2011.3.11福島県相馬市の医療現場を描いた再生の物語。
チケットの収益の一部は、「桃柿育英会 東日本大震災遺児育英基金」に寄付されます。

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キャストは、趣里さん(水谷豊・伊藤蘭夫妻の娘さん)や中丸新将さん、
鈴木亮平さん、外山誠二さん、StephenDexterさんなど。

日米7都市で上演され今年で2年目。
復興大臣の根本さんもいらっしゃり、挨拶がありました。

2時間20分休憩なし、
最後は、殉職された消防団の実名と遺影がスクリーンに映し出され
涙に包まれた空間でしたが、

静の涙ではない、もっと動的な涙。

2年の時を経て、少しずつ復興をとげている相馬市。
自分のできることで応援してきたいと思っています。
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